2009/03/20

[Book, Movie] 重力ピエロ



伊坂幸太郎著、『重力ピエロ』を読みました。



ひっさしぶりに電車で長距離移動する必要があったので、埼京線渋谷駅構内の本屋さんで購入。
あそこの本屋はかなり便利だよなぁ。パスモで買えるし、だいたいあそこのホームから乗る時は長距離移動だから暇つぶしグッズ必要だし。

で、なぜこの本を選んだかというと、以前見た映画、『アヒルと鴨のコインロッカー』があまりにも良かったから。映画を見た時に原作の読みたいなと思ってたんだけど、読まずじまい。とりま伊坂さんの作品を買おうと思い、アヒルとピエロどっちにしようか迷った挙句、ピエロに決定。なぜならば映画が今度公開されるというのをどっかで読んだ記憶があり、その時内容が面白そうだなぁと思っていたので。

ま、伊坂さんの作品は不思議なタイトルの本が多いよなぁ。

で、内容なのですが、けして「推理小説」ではないです。なぜならば伏線が多過ぎて「答え」が簡単に想像できてしまうから。でもそれはわざとなのだと思います。「アヒル」があまりにも予想のできない展開の映画だったため、実はこの作品も同じものを期待していたのですが、「予想を裏切る」系ではけしてありません。
というか、「アヒル」も実は、映画なので時間がなく色々と伏線をはしょった結果、「超どんでん返し」みたいな展開になっただけかも?という疑念も。

でも、「どんでん返し」がなくても十分楽しめる作品でした。
登場人物「春」の台詞に「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだ」とあったように、この本でも「深刻なこと」を「陽気に」「さらりと」書いていて、それゆえ読んでる側はふと立ち止まって考える。読み終わった後は「フィクション」であることに安堵感を覚えてみたり。まぁ、後味はけしていい作品でないかもしれないけど、人物描写とかテンポの良さとかが心地よかったり。いまどきの小説って感じもする。

で、冒頭に載せていますが、映画やるんす。
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準主役の「春」は、超モテモテのイケメンってことになっており、正直「できる人いるわけぇ?」と思っていましたが。なかなかナイスキャスティングです。

和泉 - 加瀬 亮
春 - 岡田将生
夏子 - 吉高 由里子

いけぱらの頃から目をつけていた岡田将生君が「春」役♪ ありだよあり。
背も高いしクールな演技の時の目つきとか神秘的だし♪♪
ま、キャラは全然違うっぽいけど、見た目がなんとなく往年の卍Lineさんにやや似な所が若干気がかりな彼。
けして I can fly しないで欲しいです・・・。ちなみに忘れてたけど、どうやら「アヒル」にも出てたらしい。ふむふむ。(あ、思い出した。なんかさえない生徒役だったけど、それでもかっこよかった記憶あり。インド人役? でも名前が佐藤だし。。。ぅぅむ。)

しかあも、私の大好きな吉高ちゃんも出てるし(でも夏子は私的にもっと大人の女性を想像してた。)、加瀬亮もパコでもいい味出してたし。結構期待できるかも。でも本で満足したものを映画で見ると満足できないというセオリーがあるから、実は映画は見ない方がいいのかもとひよってみたり。

まぁ、一応私の第3くらいの故郷である「仙台」が舞台だし、やっぱ見るべしか。

[TV] Mohe~

私の大好きなよしたかちゃんが、ご近所さんの弟にひょいと持ち上げられて、アタッシュケースの上に乗せられて弟君にちゅぅされてました。(ラブシャ)

まぢ萌え~。

ちびっこじゃないとあのシュチュエーションありえないしなぁ。

にしても弟君はかっこいい役多過ぎだなぁ。
超キザな台詞でも許してあげよう。

ぶつぶつぶつぶつ
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