2008/12/18

[Art] 安藤忠雄建築展 [挑戦-原点から-]@ギャラリー間



安藤忠雄建築展 http://www.toto.co.jp/gallerma/ex081003/index.htm

昨日は有給だったので「ゆっくりArtでも見よう!」と思い、夜六本木で用もあることだし、乃木坂の「ギャラリー間」に行くことを、前日から心に決めていました。

実は先週の有給の際も「Rent」の前に行こうと思ってはいたのですが、ちんたら準備をしていたらまるで時間がなくなり、断念した経緯があります。

で。

「18時に閉まる」ということもしぃかーり覚えてました。前日は会社のクリスマスパーリーがあったけれど、12時前には解散したし、お酒も一杯しか飲んでないし、まあ「十分遅いよ!」って感じですが、12時には起きていました。

が。

やっぱりちんたら用意していたら、ギャラリーについたのはなんと17:50。おぅのぅ!!
それでも果敢に挑みました。
10分勝負。
全力を注ぎました。

安藤忠雄は人物像はさておき、作品は本当に大好きです。
5年前に行った直島では、彼の素敵な作品に囲まれて、とっても幸せな一時を過ごせました。

今回の建築展は、ギャラリーというだけあって狭くて作品数も少ないですし、そもそも彼の作品ってのは建築物なわけで、実際にその現場にいってなんぼなのですが、これまたとっても良い展示会でした。

数々の作品の設計図、写真、ミニチュア、映像に加え、なんといっても今回の目玉は「住吉の長屋」原寸大がギャラリーの中におさまるという。

説明を読むと、「雨が降るとトイレに傘をさしていかなくてはいけない」と書かれており、「あたしには確実に無理だな」と思ってたのですが、昨日はなんと"どしゃぶり"!!
実際に家の住民になった気分で傘をさしながら家の中を歩いたり、転げ落ちそうになりながら急な階段を慎重に登ったり、「なるほどこういうことか」と実感。
しかし、「この不便さを楽しみながら生活できるようになったら、なんかひとつ上のステージにあがれそう」、とか思ってみたり。(まあ、今の私はまだそのステージにはいきついていない)

とにかく私はほんとに安藤忠雄の作品が大好きなようで、たった10分だったけど、楽しくて楽しくて仕方がなくて、すごく幸せな気分になれました。「ちくしょーここいってみたいぜー(特にアブダビ!!)」とか思いながら、独りニャーニャー、いやいや、ニャニャしてました。
ほんと暇だったのにだいぶもったいないことしました。もっとゆっくり見たかった・・・。

「建物萌えっ」て、なんか、ちょっと危ない気もしますが、彼の作品は基本コンクリートメインで無機質な建物だけど、自然との調和を重視していて、環境にうまくとけこんでいて、なんだか「ほっ」とするのです。

ラッキーなことに、今現在大井町線の上野毛駅のリニューアルも手掛けているようで、「超行けるじゃん!」と今から楽しみです。
副都心線の渋谷駅はなんかあまりぐっとはこなかったけど、そういう公共の施設を手掛けてくれると、誰でも気軽にふらっと彼の作品の中の一部となれるので、とっても嬉しいのです。

ちなみに、ギャラリーを後にした私は大雨の寒空の中一人でミッドのイルミネーションを楽しんでしまいました。



はい。
暗いですけど何か?(イルミネーションではなく私の行動が)
周りカップルと観光客のおばちゃまばかりでしたけど何か?

雨のイルミネーションは光の加減がとてもきれいなのであるよ。
そのあとは公開処刑などが決まった謎なメンツでのご飯にはなったけど、結構楽しかったあるよ。
小さな巨人様、急なお誘いにお付き合いいただきありがとうございました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こちらこそ、久々に平日の夜にのめてうれしかった、ありがとう。
なんか来年はもうちょっとゆとりある生活が送れそうなので、またさそってね。

建築って、空間そのものをデザインするんだからすごいよね。
いや、絵とか写真もすごいわけだけど、
3次元でしかも、視覚ではなく空間をつくるわけだから。
わたしもそれいきたかったけど
結局いかずじまいだ・・

Neko Babar さんのコメント...

あー、ていうか私ももう一度見に行きたかったなぁ。残念。
にゃんか今年はおいら偉くゆっくりした割にはえらく充実したので(ていうかゆっくりしたから充実したんだろうけど)、来年はお互いもっともっと素敵な一年にしましょうなりぃ~。

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