2008/09/25
立山アルペンルート
黒部ダムを満喫した我らは、立山アルペンルートを侵攻。
(もちろん山登らーじゃないので公共交通機関を利用)
http://www.alpen-route.com/
立山は3,015mと、かなり高い!
黒部ダムから、
ケーブルカー(黒部湖)
↓
ロープウェイ(黒部平)
↓
トローリーバス(大観峰)
と乗継ぎ、室堂へGo!
山の天気は変わりやすいってことで、行きのロープウェイはもはや雲の中で、何も見えない!
大観峰では、本当は超綺麗な景色を見下ろすはずが、あたりまっちろ。
「これじゃ目的地の室堂についても、何も見えないんじゃ・・・。もはや折り返す?」
と思いつつ、泣く泣くトローリーバスで室堂へ。
すると、やっぱり山の天気は変わりやすいってことで、室堂は綺麗に晴れて、澄み渡る空、心地よい風、きらめく湖畔と、最高のコンディション。
遠くの山々はうっすら色づき、紅葉も楽しめ、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら、湖の写真を撮り、のんびりハイキング、って感じだったのだけど。
「地獄谷」
という、我らにぴったりのネーミングの場所を発見。
見下ろすと、ぐつぐつと、ずーいぶん下の方で温泉が気味悪く湧いてます。はい。ずうううううううううういぶん下の方で。
下から登ってきた人は、もう必死の形相です。ぜいぜいはぁはぁ、杖も二本使いで。
「地獄行くべき?」
と確認したところ、Yesとの返事が。
泣く泣くながーいながーい階段を下りだすのですが。
標高が高いため、本気でしんどい!
高地トレーニングしてるQちゃん並の辛さ!?
息は切れるし、ばあちゃんひざが痛いよ、って感じ。
地獄谷にたどりついた時には足もふらふらで、思いっきり前につんのめって膝と手のひらを強打。
でも、辛いのはもちろん帰り。何百段もの階段(っていっても整備されたものではなく、ぼこぼこの石が積み重なったもので足場は不安定)を登らなきゃいけない。
もはやこれこそが地獄でした。
登る途中で既にふくらはぎやお尻が筋肉痛。登るにつれもはや過呼吸並の息の乱れ。
段の高さも不揃いで、急勾配の高い階段を休み休み登り、ようやく山頂へ。
そうとうきつかったけど、実は正味10分の道のり。
でもあの標高で10分階段登るのは病み上がりの私にはかなり厳しいょ。
ラッキーなことに、山頂にたどりつくと同時に、一面雲に覆われあたりは何も見えなくなった。
もし階段登ってる最中にこんな霧深くなったら、本気で転落して地獄行きになってるとこだった。
危ない危ない。
で、帰りは「やっぱこの雲行きじゃ大観峰で何も見えないよねー」と言っていたところ、ほんとに行きと同じくあたり真白。何も見えない。
ところが、「ロープウェイ下りながらあの景色見れたら最高だったのに」と言ってロープウェイに乗り込んだところ、徐々に雲が去っていき、眼下の黒部ダムや前方に広がる遠くの峰峯が、はっきりとお目見えし、景色を堪能することができました。
これで思い残すことなく、立山・黒部を去ることができ、復職前最後の最高の思い出ができましたとさ。
いやぁ、自然ってよいねー。
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4 件のコメント:
わー、きれいじゃーん!行きたい行きたい!
体力は消耗するけど、そのぶん気力はチャージできるよね。よい旅だったようでよかった。
すごい綺麗だったよー。
上高地も近いから、えもんどんは行ったことあるかなと思ってたけど。
本格的ノボラーたくさんいたよー。
是非いつかチャレンジしてみて!
地獄谷、小学生の頃行ったわー
なんか途中で息苦しくなって喘息気味になって、まさに地獄!と思った記憶・・・
(子どもなのでキレイな景色でチャージもできず)
でも筋肉痛とかはなかったわw
今行ったら随分違う思い出になりそうですなー
復職頑張って!
ほんと地獄だよね!
私が行った時も、結構小さい子供たちがたくさんはしゃいでいて、「ほんと体力あるなー」と関心してたよ。
私も息の切れ方が半端なかった。
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